認知の違いが、相手をバカにしか思えない理由である。この本はBooks&Appsで公開されているコラムの記事を編集したものです。私もFBでフォローしていますが、筆者の鋭い考察はWEBだけでなく、本でじっくり読む価値があるものだと思います。
・バカは人の属性ではなく、考え方の属性
・興味がないというのは最大の悪手。知識はどこでつながるかわからない
・バカは知りたくないことに耳をかさない。だから話が通じない。
・何かを意見するときはメリットとデメリットの両方に言及する
・重箱の隅おじさんは人のやっていることに対して指摘は多いが、自分の意見は批判されたくないので出さない
・新しい試みは基本的に失敗する。だから新しい試みに対し「これは失敗する」と言っておけば概ね当たる。ただそれは建設的ではない。
・上司に物申すのが上手い人は相手のプライドを傷つけないこと
・仕事で大切なのは「メンツ」「プライド」ではなく「実効性」と「勇気」
・事実と意見は区別する
・私たちの予想はたくさん見聞きしたこと、あるいは感情に訴える強さによって歪められてしまう
・相関と因果は異なる。因果関係とはAならばBであることだが、相関関係はAならばBなのかBならばAかわからないもの。ビジネスでは相関を因果としているものが多い
・有能な人がいないと回らない仕組みは、欠陥がある仕組み
・ネットワーク内では不幸な人は不幸な人同士で、幸福な人は幸福な人同士で群れをつくっている
・会議には2種類の人がいる。他者を攻撃することで有能さを示そうとする人と、助けることで有能さを示そうとする人
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