人生が短いのではない。時間の大半を無駄にしているだけだ

心理学・脳科学

週刊朝日に連載されているエッセイの第2弾となります。池谷先生は脳科学者ですが最新の脳科学が平易な言葉でかかれており、文系の私にも理解しやすいです。

「相手が次に何を話そうとしているかを先読みし、予測を的中させながら会話をしていることが会話が弾んでいる状態」

「気が利かない人は、困っている人そのものに気づいていないから「気が利かない」のであって、「自分は気が利かない」という事実にさえ気づいていない」

「ネズミの脳に感染したトキソプラズマは、猫への恐怖を減らし、さらに動きを緩慢にすることで、捕食される確率を高める。そして猫の体内でのみ有性生殖を行う。トキソプラズマに感染したヒトでもこのネズミと同じ症状を示す研究がある」

「食欲がないのに食べると健康を損なうように、興味がないのに勉強しても記憶にとどまらない」ダ・ヴィンチ

「孤独はいいものだという事を認めざるを得ない。けれども、孤独はいいものだと話し合う事の出来る相手を持つことも喜びである」バルザック

「人生が短いのではない。時間の大半を無駄にしているだけだ」セネカ

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