池谷先生は脳科学者ですが最新の脳科学が平易な言葉でかかれており、文系の私にも理解しやすいものでした。 こちらの本が脳科学への扉を開いてくれました。
人間は言葉を持っているから抽象的な思考ができる。抽象的な思考ができるから人間は他の動物に比べて、著しく環境に対し応用力が効く。
人間の記憶は曖昧だからこそ、共通項を抜き出し、一般化ができる。また曖昧だからこそ、新しいモノを創造することができる。記憶力の曖昧さはイマジネーションの源泉である。
現代の医療技術がなければ、排除されてしまっていた遺伝子を人間は保存している。この意味で人間はもはや進化を止めたといっていい。
コメント